跳慮跋考

興味も思考も行先不明

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

様相論理の可能世界意味論のイメージ

調べた内容の私的な解釈を書いた感じなので用心されたい。命題について、述語論理が「どんな対象について成り立つか」を扱う様に、様相論理は「どの程度成り立つか」を扱う。様相論理は世界(解釈とその上で成り立つ論理式の集まり)自体を記述し、命題に対…

電王戦のコンピュータ将棋のスペック及び「人間の敗北」だと?

第2回将棋 電王戦というのがありまして、プロ棋士とコンピュータ将棋がガチバトルした訳です。それでコンピュータ側は3勝1敗1分の大殊勲だったと。 人間側完敗などと悲観的? に受け取る向きもある様ですが*1、私としては「よくもまぁコンピュータのゴリ押し…

二重階乗の一般化

その昔、Eulerは階乗の一般化として積分を見出し、後にGaußがと書き直した訳ですが、では二重階乗なんかはどうなるのという話。 因みに現代ではというややこしい定義のガンマ函数が罷り通っていますが、ここでは使いません。その方が綺麗なので。さて取り敢…

F#の無限シーケンスで素数列

Haskellでよくある primes = [2, 3] ++ filter (\n -> all (\p -> mod n p /= 0) $ takeWhile (\p -> p*p <= n) primes) [5, 7 ..] 的なやつを。 let infty n m = Seq.initInfinite (fun i -> n + i * m) let rec primes = seq { yield! [2; 3] for i in inf…